【動画】カリフォルニアアシカ大群、“雪崩”みたい坂を滑り落ちる　アメリカ

歩行者が悪い？

Video shows 'avalanche' of sea lions tumbles into waters near Monterey Harbor https://t.co/bFU0xKjzQu
— ABC13 Houston (@abc13houston) November 27, 2024

アラスカ南東部からメキシコ中央部にかけて生息する『カリフォルニアアシカ（Zalophus californianus）』。推定個体数は米国太平洋岸温帯域で約24万頭ととても多く、人間の生活圏と近接しているため、目撃されることも多い。

そのカリフォルニアアシカがあまりにも増えすぎているのか？カリフォルニア州でアシカの“雪崩”のような光景が撮影され話題となっている。abc7newsなどが報じている。

先月中旬、カリフォルニアアシカの生息地として有名なカリフォルニア州のモントレー湾で撮影され物議をかもしているこの動画。

斜面で日向ぼっこをしていたのか？カリフォルニアアシカが“雪崩”のように斜面を滑り落ちるとても珍しい光景が映っている。

この動画は海洋生物ビデオグラファー、エヴァン・ブロツキー氏によって撮影されInstagramで話題に。その後も大手メディアなどにも紹介され世界中の人々に見られている。

▽アシカの“雪崩”

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sfgate.comの記事で、アメリカ海洋大気庁モントレー湾国立海洋保護区の海洋生物学者リサ・ウタル氏はこの動画を「恐ろしい光景」と説明する。

動画を見てみるとアシカたちが斜面を滑り落ちる前、斜面の上を歩く歩行者を確認できる。アシカたちはこの歩行者によってビックリし集団パニックに陥りこのような状況に陥ってしまった可能性が高いようだ。

アメリカ合衆国では、は1972年に可決された連邦海洋哺乳類保護法（MMPA）によってカリフォルニアアシカは手厚く保護されており、狩猟、殺害、捕獲、嫌がらする行為が違法とされている。

Instagram上でも歩行者の行動を指摘する声が多く物議をかもしている。

連邦海洋哺乳類保護法（MMPA）のおかげもあり、カリフォルニアアシカの個体数は1975年以降回復。しかし今後もアシカが増え続ければ生息域が人間の生活圏と近接しているため今後も問題が増えそうだ。

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