【画像あり】お魚さんがサメの脳天をぶちぬく？　奇妙な光景がアメリカで撮影される

どうしてこうなった

Did a sand eel eat its way out of a shark? Odd catch made off New Jersey, anglers say https://t.co/D9WUU2ZD4f
— Bellingham Herald (@BhamHerald) December 4, 2024

11月29日、アメリカで奇妙なサメが発見されSNSを中心に話題となっている。あまりにも珍しい光景であるためネット上では「フェイク画像なのでは？」と疑う声も少なくない。bndなどが報じている。

まずはこの画像を見て欲しい。一瞬なにが起こっているのかわからないが、よく見てみると『アブラツノザメ (Squalus suckleyi) 』の上顎と脳天を一匹の魚が貫通しているかのような奇妙な光景が映っている。

アメリカの釣具屋さんFishermans Headquarters の公式Facebookに投稿され話題となっているこの画像。キャプションには「なんだこれは！？いったいどうなっているんだ！！？」記されている。このサメが釣り上げられたのはアメリカ、ニュージャージー州沖であるという。

この画像にFacebookでは「信じられない」、「どうしてこうなった」、「アンチョビが歯に挟まった時。まさにこんな気分です。」といったコメントが寄せられている。

▼問題の画像

▽どうしてこうなったのか？
なぜこのような状況が生まれたのか？その真理に近づく重大なヒントが、この画像が投稿されたFacebookのコメント欄にあった。

FacebookユーザーのMA Sharksさんによると、アブラツノザメは頭部後ろ、眼の近くに『噴水孔（Spiracle）』があり、それは普段サメがエラ呼吸する際に水がでいりする仕組みとなっているという。つまり、口とこの噴水孔は元から繋がっているのだ。

▼噴水孔（Spiracle）の位置

今回は捕食されそうになった魚が逃げようともがいたところ、偶然にも口から噴水孔に入り込んでしまい、このような奇妙な光景が生まれた可能性が高いとのことだ。

▼source