【最強】コモドドラゴンは、歯が鉄の被膜で覆われている　最新の研究で判明

コモドドラゴン最強伝説に新たな1ページが加わる

Professor Finn Guiliani of @ImpMaterials used electron microscopy to reveal the secrets of Komodo dragons' iron-coated teeth, collaborating with @KingsCollegeLon to shed light on their link to dinosaurs.

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— Imperial College London (@imperialcollege) July 24, 2024

インドネシアに生息する固有種で全長300cmにも達する大型のトカゲ『コモドドラゴン（Varanus komodoensis）』。獲物に噛みついた際に歯の間にある毒腺から獲物に毒を注入するという、強力な能力を保有している。

今回、最新の研究でこのコモドドラゴンがまだまだ強力な能力を持っている事が明らかとなり、業界が騒然としている。SCI-newsなどが報じている。

イギリス、ロンドン動物学会の研究者らによって行われた今回の研究。彼らはイギリス、ロンドン動物園で飼育されているコモドドラゴンの歯に関する研究を行っている。

コモドドラゴンはインドネシアに生息するオオトカゲ科最大種で、野生下の島においては頂点捕食者に君臨し、小さな爬虫類や鳥、鹿、馬、水牛など大きな獲物まで肉を切り裂き食べる。

それを可能とするのがコモドドラゴンの丈夫な歯。肉を切り裂くことに特化しており、鋭く湾曲しギザギザとした形状をしている。

研究者はその切れ味と耐久性がどのようにして保たれているのか注目。詳しくコモドドラゴンの歯の成分を最新技術で分析した結果、歯のギザギザ下部分の先端付近に鉄の成分を含むエナメル質の被膜が集中している事を発見。

研究者によると、この鉄分を含むエナメル質が先端に集中しているおかげで、歯が鋭くいつでも使用できる状態を保ってくれているとのことだ。

▽画像のオレンジ色に見える部分がその鉄分を含むエナメル質が集中している部分である。

Komodo Dragons Have Iron-Coated Teeth, New Study Reveals https://t.co/ndJ3FaLyWO pic.twitter.com/shjIJlCW0m
— Infyscience (@infyscience) July 25, 2024

▽もしかしたら恐竜も同じような歯を？
コモドドラゴンはその風貌から『生きた恐竜』、『現代の恐竜』とも呼ばれている。そのため「恐竜も同様の歯を持っていたのでは？」といった推測もあるそうだ。

とても気になるところだが、研究者によると化石化する際の化学反応によって現代の技術ではそれを判別することは不可能であるという。しかしさらにコモドドラゴンの歯を分析すれば、被膜内から他の特徴を発見し、その特徴と照らし合わせることで恐竜の歯の理解も深まるかもしれないと研究者は期待している。

この論文はジャーナル誌Nature Ecology & Evolutionに掲載された。

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		ツイート						コメント：9 カテゴリー：海外タグ：爬虫類コモドオオトカゲコモドドラゴン日付： 2024年07月26日時間： 21:00

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