不気味な容姿をした深海魚、アメリカの海岸に打ち上げられているところを発見される（画像あり）

状態がとてもいい！

Rare sea creature equipped with a light washes ashore in Oregon https://t.co/4pSswY3gr9 pic.twitter.com/VVUT0m4V39
— For The Win (@ForTheWin) May 22, 2024

頭部に獲物を誘き寄せるために用いられる誘引突起（イリシウム）を持つことで有名な深海魚『チョウチンアンコウ（Himantolophus sagamius）』。

深海魚としては有名な種であるが、深海に生息しているためその姿を人間の前に表すことは珍しく、整体についてはまだまだ不明な点も多い。

今回、アメリカで綺麗な状態のチョウチンアンコウの死骸が発見され注目を集めている。

先週、アメリカ・オレゴン州ののビーチでチョウチンアンコウの死骸が発見されたと地元シーサイド水族館が公表した。

丸い体と頭部にある誘引突起と口元に並ぶ鋭い牙。死骸の状態はとても良く、これらのチョウチンアンコウの特徴がよく分かる。

この発見についてシーサイド水族館は「チョウチンアンコウは、ニュージーランド、日本、ロシア、ハワイ、エクアドル、チリ、カリフォルニアなどで発見されているが、我々の知る限りオレゴン州で報告されたのは今回が初めてだ。」と公式フェイスブックに記している。

頭部にある誘引突起で獲物をおびき寄せ捕食するというユニークな捕食形態を持っているが、生殖方法についてもとても興味深い生物としても有名。

シーサイド水族館の公式フェイスブックは「同種のオスは寄生虫のようなもので、積極的に狩りをしたりするのはメスだけです。オスはメスの１０分の１ほどの大きさで、メスを見つけるとメスの体にくっつき融合し目と内臓を失います。」

「オスはすべての栄養をメスから貰うようになりますが、そのかわりにオスはメスに精子を安定的に供給することとなります。ちなみに、オスが真っ暗な深海でメスを見つけ出す方法については未だに不明です。」と説明している。

このようなチョウチンアンコウのオスの生き方について、ちょっと嫌だなという方もいれば、いやいや羨ましい！という方もいるかも知れない。よかったらコメント欄で感想をお願いします。

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