【えぇ…】16歳の少年、釣り上げたホホジロザメを抱き上げて咬まれる・・・オーストラリア

どうしてこうなった・・・

Boy, 16, holds up great white shark he caught, then gets bitten https://t.co/GaoWM5V3r3 pic.twitter.com/lzypHWKLQ7
— For The Win (@ForTheWin) April 23, 2024

映画などの影響で狂暴であるというイメージが強い『ホホジロザメ（Carcharodon carcharias）』。しかし実際には警戒心が強く臆病な生き物であることが知られており、よっぽどのことがなければ咬まれることは無い。

ですが、ホホジロザメも釣り上げられ抱きかかえられてしまったらさすがに噛まずにはいられないだろう。

オーストラリアで衝撃の事故が発生し注目を集めている。abc.net.auなどが報じている。

4月下旬、オーストラリアのアデレード沖で釣りをしていた16歳の少年が、ホホジロザメに足を噛まれ重傷を負うという事故が発生した。

当時16歳の少年は父親、兄、妹と共に釣り船に乗り釣りを楽しんでいた。そして午後1時40分ごろ全長約150cmの若いホホジロザメを釣り上げることに成功。ここまではとてもほのぼとのしたオーストラリアの休日らしい出来事だ。

しかし、16歳の少年は釣り針が外されたホホジロザメを抱きかかえ海へ返す前に記念撮影を行おうとしたところ、ホホジロザメが頭の向きを変え足に噛みついてきたのだった。

その後病院へと救急搬送された少年。幸いにも大動脈などに損傷は無く皮膚が大きくえぐれ、小さな肉の塊がそぎ落とされただけであったため、3か所縫うだけで済んだとのことだ。

この出来事についてabc.net.auの記事において地元の漁師は「サメの大きさや攻撃された時の状況を考慮すると、数針縫うだけで済んだのは幸運だった。大動脈を噛まれなくて本当に良かった」と述べている。

漁師によると、いかなるサメであろうと誤って釣り針にかかってしまった場合、船の上にあげることは危険であるためほとんどの人はしないとのこと。

南オーストラリア海域では過去12か月の間に数件サメによる襲撃事故が発生しており、そのうち3件は死亡事故になっているとのことだ。

▼source