日本でも度々報じられる鯨類漂着のニュース。海外でも比較的良くあることであるのだが、カナダのバンクーバーでは漂着した母親シャチの死体から離れることができないシャチが現れ注目を集めている。

このままの状態が続いてしまうと、仔シャチは餓死してしまう可能性があるとのことだ。DailyMail などが報じている。



先週日曜日、カナダ・バンクーバー西海岸沖のラグーンに閉じ込められたシャチの親子が発見され、その後母親クジラが死んでいるのが確認された。

北米ではシャチの漂着は稀に良くあることであるが、今回はその母親シャチの死体から2歳の仔クジラが離れずにいるため新たな問題となっている。

野生動物当局と科学者らによると、このまま仔クジラが母親クジラから離れられずにいると餓死したり、浅瀬に漂着して死んでしまう可能性があるとのことだ。




そのため現在当局者や科学者、ボランティアらが協力してシャチの鳴き声を模倣した音響使用するなどして仔クジラをラグーンから出す取り組みを進めている。

餌を用いて誘い出すことも可能ではあるが、その場合シャチと人間との関係が構築され、シャチの野生生活に影響を及ぼす可能性があるため難しいとのこと。

シャチがラグーンから出るための時間は24時間で満ち潮時の約30分間しかない。今も仔シャチを救うための懸命な救助活動が続けられている。

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		ツイート						コメント：11 カテゴリー： 海外 タグ： シャチ 日付： 2024年03月31日 時間： 21:07

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