アメリカの11歳少年、巨大オオクチバスを釣り上げ州の研究に貢献（画像あり）

アメリカでは巨大なオオクチバスを釣り上げ寄付すると政府機関から表彰される。

Boy, 11, lands record bass that will help enhance Texas fisheries https://t.co/LuiOStVd4f pic.twitter.com/dwBBCkVWgS
— For The Win (@ForTheWin) March 9, 2024

オオクチバスと言えば、日本では侵略的外来種として忌み嫌われている存在である。しかし原産地のアメリカ合衆国では漁業振興や釣り振興に役立てられ、一部の州では州魚に指定されるなどして重宝されている。

今回、テキサス州で11歳の少年が巨大なオオクチバスを釣り上げ、それが研究機関に寄付され話題となっている。

先週水曜日、アメリカ・テキサス州のJBトーマス貯水池で11歳のステットソン・デイビスさんによって釣り上げられたこの巨大なオオクチバス。重量はなんと13.31ポンド（約6kg）もあったという。この記録はこれまでのテキサス州ジュニアアングラー部門の記録を5ポンドも更新し新記録となった。

その後、この巨大オオクチバスは国営の研究プログラム『トヨタ・シェアランカー・プログラム』へと生きたまま寄付されたことにより話題となった。

この研究プログラムは自動車会社トヨタが後援するもので、テキサス州の漁業を強化する目的で行われている。主に大きなブラックバスを釣り人から寄付してもらい、その個体や遺伝子を収集してより大きく・優れたブラックバスの養殖などに役立てられるという。

今回、ステットソン・デイビスさんの釣り上げた個体はとても大きく重量13ポンドを超えていたため、彼はランカーレガシークラスのメンバーとして認められその栄誉を賞された。

ちなみに、彼の父ブロディ・デイビスも2022年に17.06ポンド（約7.7kg）のオオクチバスを釣り上げ寄付し、ランカーレガシークラスのメンバーとなっていた。このプログラムは1986年に始まって以来レガシークラスは611匹が寄付されているとのことだ。

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