【動画あり】オーストラリアの海岸で触手を持つ“エイリアン”ような生物が発見される　海水浴客は唖然・・・

岩にしがみつく無数の触手

膨大な種類の固有種が生息し、特殊な生態系を有することで知られているオーストラリア大陸。オーストラリア国外の人々からすれば、そのほとんどが奇妙な生き物だ。

今回、オーストラリアの空港近くの海岸で海水浴客が「触手を持つ“エイリアン”ような生物」を発見したとして話題となっている。ヤフーオーストラリアなどが報じている。

世界的にも有名なグレートバリアリーフにもほど近い、オーストラリア・クイーンズランド州ケアンズ空港のすぐ北にある海岸で撮影されたというこの動画。

映っているのは、触手のようなもので岩を掴んでいるかのような謎の生物。撮影者の男性は「政府が空港の裏の海に奇妙なものを放流した」と冗談交じりに述べている。

この動画はTikTokを中心に「エイリアンか！？」、「ストレンジャー・シングスに登場する怪物のようだ」と話題になっている。

@robbs_fishing Government releasing some weird shit into the waters behind the airport #cairns #fed #scary #alien ♬ original sound - BRIAN STEEL

▽実際この生物はなんなのか？
ヤフーオーストラリアがクイーンズランド大学のティナ・スキナー博士に聞いたところ、博士はこの生物の種を正確に当てることはできないが、一般的にリボンワームと呼ばれるNemertea（ヒモムシ）の一種である可能性が高いと説明している。

スキナー博士によると、この白い触手のようなものはこの生物の吻であり、獲物を捕まえる際やストレスを感じた時などに伸ばすとのことだ。

リボンワームの仲間は世界中に約900種も生息しており、中にはフグ毒と同じテトロドトキシンを有している種もおり、安易に触ることは控えた方が良いとスキナー博士は警告している。

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