ペット界隈の中では数は多くないものの一部の熱狂的な存在する有毒生物飼育。このような生物を飼育するためには多くの危険が伴い、知識と経験が必要とされる。

しかし、どんなに気を付けていても時にはこんなことも……。DailyMailなどの海外メディアが報じている。





今週、アメリカ・コロラド州で34歳の男性がペットの『アメリカドクトカゲ（Heloderma suspectum）』に噛まれ、死亡するという事故が発生したという。

身元が明かされていないこの男性はペットのアメリカドクトカゲに噛まれた4日後に病院へ行く途中に亡くなったことから、アレルギー反応を起こした可能性が高いと専門家は推測している。

アメリカ国内において、アメリカドクトカゲに噛まれ人間が死亡する事故は94年ぶりであるとのことだ。猛毒を持つ生物と触れ合う際は手袋をするなどの配慮が必須となるが、通常アメリカドクトカゲを扱う際は、手袋は必須ではないとされていたようだ。それほど、この生物の毒は強くは無いとのこと。

また、他の爬虫類比較的大人しい種で飼いやすいといった性質を持っているため、それが飼い主に対して安心感を与える要因となってしまっていた可能性があるようだ。性格は大人しいが、ストレスを感じた際などは人に対して噛みつくことがあるという。





今回の事故についてDailyMail記事において専門家は「この毒は一般的に致死性は無く、この方はアレルギー反応を引き起こし死に至ったと考えられる。」

「今回の事故が浮き彫りにしているのは、ペットの毒性が低いとしても飼い主は死に至る危険をともなうということだ。」と述べている。

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		ツイート						コメント：3 カテゴリー： 海外 タグ： 爬虫類 トカゲ 日付： 2024年02月22日 時間： 21:02

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