アメリカで“上顎の無いワニ”発見されSNSでバズる → ワニ園で保護され一生安泰の生活を手にする（画像あり）

SNSでバズらなければ人知れず死んでいたかも

Alligator with missing upper jaw finds new home at Florida wildlife park https://t.co/SCsccbRnaW pic.twitter.com/hQRfx7VWee
— Independent Lifestyle (@IndyLife) September 20, 2023

今月初めアメリカで上顎の無い野生のワニが発見され、SNSで大バズり。そのニュースは全米のみならず世界中で報道され話題となった。

その後の行方については分かっていなかったのだが、今回アメリカのとあるワニ園は当該ワニを保護すると発表し話題となっている。

今月初め、アメリカ・フロリダ州で地元住人よって発見され世界中を驚かせたこのメスのアメリカアリゲーター。なんと、上顎の大部分を失っていながらもこのサイズにまで成長していたのだった。

まだ幼い個体ではあるものの、もしこのまま放置されていたら野生界で生き残ることはほぼ不可能であるとして、多くの人々がこのワニの行方を心配していた。

そして今回、このワニが発見された近くのワニ園オーランド・ゲイターランドがこのワニの保護を表明。同園はSNSで「これほどまでに重傷を負った彼女は、基本的に野生化で生き残る可能性はないだろう」と保護に至った理由を書いている。

このワニが上顎を失った理由については「おそらくボートのスクリュ―に巻き込まれたのだろう」と人間による影響を推測している。

オーランド・ゲイターランドでは、このワニの動画がSNSでバズった直後からこのワニの捜索に乗り出し、スタッフが現場で探し出して無事保護することができたそうだ。

同園のスタッフによると、このワニは上顎が無くなってからカエルやカタツムリを食べて生き延びている可能性が高いとのこと。

上顎以外の健康状態については問題が無いようだが、現在は隔離されている状態で近いうちに獣医に診察してもらう予定であるとのことだ。

若干見世物感があるものの、このワニにとっては自然界で長生きすることはほぼ不可能であったため、これが最も幸運で最良の選択なのかもしれない。

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