海外釣り人さん、モンスターサイズの巨大クロカジキを釣り上げる → ネット上で批判の的に（画像あり）

重量は1128ポンド（512キログラム）

Angler lands rare 'grander' blue marlin, shatters record https://t.co/ymPGmZbyLV pic.twitter.com/yq2b0wz7Gt
— For The Win (@ForTheWin) September 1, 2023

最近では、SNSの発達により釣り人が釣り上げた魚の画像をネット上にアップロードする機会が増え、釣り人らの間で情報交換が活発に行われている。一方で、釣った魚の画像をSNSにあげることでこんな問題も。

南太平洋の国でクック諸島で地元の釣り人が巨大なクロカジキを釣り上げたところ、ネット上で批判の的になっているようだ。

吊り下げられた巨大な『クロカジキ（Makaira mazara）』とポーズをとる男性が写るこの画像。撮影されたのは南太平洋の島国クック諸島。

画像に写る地元出身の釣り人パウロ・アーノルドによって釣り上げられたこの大物の重量は1128ポンド（512キログラム）。これはクック諸島で水揚げされたクロカジキの最重量記録であるという。

彼は地元紙Cook Island Newsの取材に対し「これらの魚にはとても敬意を払う必要があります。海とポリネシアの精神に心から感謝します。」、「私はクック諸島で住民であること、そしてこれらの魚を自宅に持ち帰れたことを誇りに思います。」と述べている。

Cook Island fisherman defends killing 512 kg blue marlin: "These fish demand so much respect. A massive thank you to the ocean and Polynesian spirit." @CINewsOnline https://t.co/vFp4uONmYP pic.twitter.com/IaMVx7QWXd
— Michael Field (@MichaelFieldNZ) August 30, 2023

▼批判的な意見も
このローカルニュースはネット上で話題となり、一躍世界的なニュースに。多くの人々は巨大なクロカジキに驚かされた一方で、中には批判的な意見も。

Blue Planet Society@Seasaverは公式X（旧Twitter）でこのニュースを引用リポストしながら「リスペクト？これは身勝手で利己的な希少生物の泥棒です」と批判。

近年、欧米ではトロフィーハンティングといった野生生物の狩猟が問題として取りざたされることが多く、今回の件も同様に批判されているようだ。

ちなみに今回釣り上げられたクロカジキは、地元紙Cook Island Newsによると肉は地元で販売され骨や頭はすぐに調理され、無駄なものは一切残らなかったそうだ。

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