海外研究者さん、アラスカの深海で『黄金色のナゾの卵』を発見する　研究者ら誰一人その正体がわからず・・・

優秀な研究者らでも全く分からず　

"Something tried to get in... or to get out."https://t.co/F3aCw66ZoX
— IFLScience (@IFLScience) September 5, 2023

未だにその大半が人類にとってナゾとされている深海の世界。近年は遠隔操作車両（ROV）技術の発達によって多くのナゾが解き明かされてきている。

今回、アメリカの研究者らがアラスカ沖の深海にて『黄金色のナゾの卵』を発見し話題となっている。

9月1日、アメリカのNOAA Ocean Explorationが公式X（旧Twitter）にて発表し話題となっているこの画像。写っているのは何やら金色をしたナゾの物体。

これが発見されたのはアメリカ・アラスカ沖の水深約3100メートル地点の深海。現在NOAA Ocean Explorationはアラスカ沖の深海調査遠征を行っており、遠隔操作車両（ROV）調査中に偶然これを発見した。

This golden orb, likely an egg casing, struck an imaginative chord for many watching yesterday.

Today we dive on Denson Seamount. ROVs are launching & will remain on the seafloor until ~ 3:45pm ADKT/7:45pm EDT.

Join us! https://t.co/ScOhpINB18 #Okeanos #seascapealaska #explore pic.twitter.com/Eq1sYeVQrr
— NOAA Ocean Exploration (@oceanexplorer) August 31, 2023

▼これはいったいなんなのか？
研究者によると、研究者らの間でもこの物体の正体はわかっておらず謎であるという。研究者らの推測では「なんらかの生物の卵」もしくは「なんらかの海綿生物」ではないかとのこと。

このナゾの物体には穴のようなものが開いていて、研究者はなんらかの要因によって中から、もしくは外から穴が空けられた可能性があると推測している。

幸いにも研究者らは遠隔操作車両（ROV）でこの標本を採取することに成功。研究者らはその目で実物を確認したが、それでも本当にこれがなんなのかわからないという。これの詳細な正体については今後の研究室での詳細な分析結果が待たれるところだ。

NOAA Ocean Explorationはアメリカを代表する研究機関で、海洋生物に詳しい多くの優秀な研究者が集まっている。研究者の一人は「私たちの誰一人としてこれの正体がわからないことは、本当に奇妙な事だ」と、驚いている。

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