「いったいなにが！？」　逆立ち状態で動かなくなったザトウクジラが激写される　オーストラリア（動画あり）

動機不明の珍しい生態

Watch the incredible moment a man encounters a humpback whale seemingly frozen in place while doing a rare 'headstand' https://t.co/5U79fIod2x pic.twitter.com/4G2YlfRaDF
— Daily Mail U.K. (@DailyMailUK) August 14, 2023

全長13メートルを超え、上顎などにボコボコとした隆起を持つことが特徴の大型のクジラの仲間『ザトウクジラ（Megaptera novaeangliae）』。とても有名な種であるが、未だに解明されていない生態も少なくない。

今回、オーストラリアでザトウクジラの変わった生態が撮影されSNSなどで話題となっている。

オーストラリアの人気YoutuberであるYBS Youngbloods氏によって撮影され話題となっているこの動画。映っているのは水面から大きな尾びれを突き出したザトウクジラの光景。

しかし、なにか様子がおかしい。よく見てみると、ザトウクジラは水面から大きな尾びれを出したまま、微動だにしていないのだ。

オーストラリアの海で数々の野生生物と触れ合ってきたYBS Youngbloods氏もこれには驚き「いったい何が起こっているんだ！？」と興奮しながらザトウクジラに近づいて行った。

ドローンから撮影した光景では、この逆立ちした大きなザトウクジラの周りを一回り小さなザトウクジラが泳いでいるのが確認できる。

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▼いったいこの行動はなんなのか？
YBS Youngbloods氏によるとこれは『Tail sailing』と呼ばれる行動であるという。あまりに珍しく、人間によって目撃されることは極めて珍しいという。

その正確な動機などは現在のところ不明だが、尾びれで風を受けて航行しているという説や、涼むための行動という説、海底近くの餌を食べている説などがある。

この行動はザトウクジラだけでなく他の鯨類でも確認されるようだ。

前述のとおり、このザトウクジラの行動は目撃されるだけでも珍しいため、これを撮影した動画はさらに少なく、極めて珍しいそうだ。

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