台湾で巨大“ゴブリンシャーク”水揚げ　体内から6匹の赤ちゃんが出てきてネット民戦慄・・・

他のネズミザメ目と同様に卵食型の繁殖形態か

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— Daily Star (@dailystar) June 19, 2023

世界各地で発見例があるが非常に稀で、日本でも発見されると多くのメディアで報じられ話題となる『ミツクリザメ（学名：Mitsukurina owstoni 英名：Goblin shark）』。

今回、台湾で巨大なこのミツクリザメが発見されたのだが、なんと体内から6匹の赤ちゃんが出てきたとして世界的ニュースとなっている。

6月13日、台湾の南方澳漁港で水揚げされたというこのミツクリザメ。重量は７９８ｋｇもあり台湾で発見されたミツクリザメの中では過去最大の個体であるという。

捕獲したのはオーストラリアの漁師で、台湾近海で底引き網漁船を操業していたところ、偶然網にかかってしまったという。

水揚げされたミツクリザメは漁港で調べられていたところ、なんと体内から6匹の赤ちゃんが出てきたという。

ミツクリザメは主に深海に生息する生物であり、繁殖形態など多くの生態が謎に包まれている。しかし、今回の発見によりミツクリザメの繁殖方法が他のネズミザメ目に見られる胎仔は未受精卵を食べて成長する卵食型である可能性が高まった。

体内から発見された赤ちゃんはどれも成体に近い体の形状に成長しており、歯も生えていたとのことだ。

Facebookにこの画像を投稿した台湾海洋芸術博物館によると、このミツクリザメは当初食用としてレストランなどに販売される予定であったが、台湾海洋芸術博物館がなんとか引き取ることに成功し、研究や展示につなげる予定であるとのこと。

ミツクリザメは台湾の法律で捕獲が禁止されておらず、IUCNのレッドリストなどでも絶滅危惧種には分類されていない。しかし、Facebookではこれらのミツクリザメの親子を混獲したことについて批判的な意見も少なくはないようだ。

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