観賞用で人気の「透明ナマズ」、なぜ光を虹色に反射させるのか？その秘密が明らかに

結構珍しい仕組みを持つ魚だった

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— Phys.org (@physorg_com) March 13, 2023

観賞用として人気の魚『トランスルーセントグラスキャットフィッシュ（Kryptopterus bicirrhis）』。全長15cmほどで、頭以外の体が全て透明で透き通っているのが特徴だ。

この魚は光の反射などで時々、虹色に光ることが知られていたのだが、その仕組みについては謎であった。

今回、米国と中国の研究者らはその仕組みを明らかにしたという。

今週月曜日、アメリカのProceedings of the National Academy of Sciencesに掲載され話題と研究者界隈で話題となっているこの研究。

研究者らはグラスキャットという通称などで知られるタイ原産の淡水魚トランスルーセントグラスキャットフィッシュが虹色に反射させるのか、その仕組みを明らかにした。

この生物は体内の筋肉の構造によって体にあたった光を虹色に反射することができるという。同生物はウロコが無く、代わりに光を反射することのできる筋肉が備わっており、筋肉が引き締まったり緩んだりすることで光をきらめかせているとのこと。

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— 11Alive News (@11AliveNews) March 14, 2023

光を虹色に反射することのできる生物は自然界にも多く生息するが、その多くは表皮を覆うウロコや羽毛など体表で行っており、体内の組織を利用した生物は珍しいという。

光を虹色に反射させる生物は主に仲間を惹きつけたり、捕食者に対して警告を発することに光を利用する。しかし、現在のところトランスルーセントグラスキャットフィッシュが何の目的で光を虹色に反射させているかは分かっていないとのことだ。

このトランスルーセントグラスキャットフィッシュは観賞養魚として人気が高く、水族館などでも見ることができる他、世界中の多くのアクアショップなどで購入することが可能だ。

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		ツイート						コメント：5 カテゴリー：海外タグ：トランスルーセントグラスキャットフィッシュ日付： 2023年03月14日時間： 21:02

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