中国の火鍋料理屋さん、誤って“超猛毒ダコ”を客の前に並べてしまう・・・

知らずに食べていたら大変なことに

Deadly octopus is served to a hot pot diner; ‘Can it be cooked?’ https://t.co/qxAcqGhHYU pic.twitter.com/eAY6sevAiX
— For The Win (@ForTheWin) January 25, 2023

日本近海の暖かな海域に生息している事でも知られている『ヒョウモンダコ（英名：Blue-ringed octopus）』。体表に青い輪や線のような模様を持っており、猛毒のテトロドトキシンを保有していることで知られている。

今回、中国のとある火鍋料理屋さんでは、料理に使われる予定の具材としてこのヒョウモンダコが店頭に並んでいたとして話題となっている。

中国版TwitterのようなサイトWeibo に投稿され問題となっているこの画像。写っているのは体表に青い輪のような模様を持つタコの姿。

On January 16, a netizen claimed that a #poisonous #blueringedoctopus was found in a hot pot restaurant. Zheng Xiaodong, a professor at Ocean University of China, said that the blue-ringed octopus are poisonous and cannot be eaten. pic.twitter.com/w3cQMONPk6
— BeijingNews 新京报 (@BJNewsWorld) January 18, 2023

撮影者は鍋料理屋さんでテーブルに運ばれてきた多くのタコが並ぶ籠の中からこのタコを発見。撮影者は当初このタコがなにかは判らなかったが異様に感じたため写真を撮影しWeiboで中国の科学雑誌Natural History宛てに「このタコはなんですか？オンラインで待っています。急いでいます。」と送った。

この投稿に、それを見た他のweiboユーザーはヒョウモンダコであることにすぐに気が付き「大丈夫ですか？まだ食べてはいないですよね？このタコは有毒で食べられないことをレストランのオーナーに伝えてください」、「そのタコの毒性は高く、熱を通しても毒性は消えません」といった警告のメッセージを送った。

On January 16, a netizen claimed that a #poisonous #blueringedoctopus was found in a hot pot restaurant. Its toxicity is 50 times that of a cobra. What happens to your body after bitten by a blue-ringed octopus?
Learn more: https://t.co/JHnpjfsrq1 pic.twitter.com/tziEZMehj7
— BeijingNews 新京报 (@BJNewsWorld) January 19, 2023

幸いにも、この投稿者はヒョウモンダコを口にすることなく、ヒョウモンダコはスタッフによって回収されたとのことだ。

このようなことは中国国内でもとても珍しいことであるが、市場では食用のタコの中に本当に稀であるがこのようなヒョウモンダコが混ざってしまうことがあるようだ。

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