アシカ「サーモン食べ放題の場所見つけた！ラッキーｗｗｗ」　サーモン養魚場がアシカの群れによって蹂躙される・・・カナダ

養殖業者からしたらたまったものじゃないが・・・

Invading sea lions take over B.C. fish farm https://t.co/h1kofgfKUb pic.twitter.com/oZ4eUPxXpZ
— CBC Science (@CBCScienceEnv) April 7, 2022

近年、世界的ブームとなっている養殖サーモン。洋食の他寿司などでも良く食されている。このような養殖サーモンの産地として世界的に有名なのがノルウェーとチリ、そしてカナダ。

今回、カナダのサーモン養魚場で養殖網に野生のアシカ十数頭が侵入するといった事件が発生し話題となっている。

事件があったのはカナダ西部、ブリティッシュコロンビア州のトフィーノ近くの養魚場。cbcなどのメディアによると、ここ数週間この養魚場のサーモンを養殖している網の中に十数頭ものアシカの群れが侵入し大変なことになっているという。

アシカの侵入が始まったのは3月下旬。その後も養魚場の職員らはアシカに逃げてもらおうと網に出口を作ったり、大きな音を鳴らしたりなどしたが、アシカは一向に出て行かず養殖網内にとどまり、サーモンを食い荒らし続けているという。

Sea lions feast on salmon after breaking into B.C. fish farm https://t.co/ybqw2pjAhJ
— The Vancouver Sun (@VancouverSun) April 7, 2022

この養魚場では50万匹のサーモンが養殖されており、4月の第三週に水揚げする予定だったが、これによって水揚げできるサーモンの数は激減することは確実で、業者はアシカに対し不満を募らせている。

また、このニュースを知った環境保護団体はアシカが網にかかって死んでしまう可能性があるとして懸念を示している。

さらに、アシカの出口を作った事でいくつかの養殖魚が海に逃げてしまっているため、これが近隣に生息する在来種に影響を与える可能性があるという心配の声も上がっている。

ブリティッシュコロンビア州では2007年にもサーモン養魚場に侵入した51頭のアザラシが網にからまり溺死するという事故が発生しており、業者や当局は対応を急いでいるようだ。

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