【7400いいね】左側だけ巨大な眼球を持つ深海イカ　アメリカ、カリフォルニア州で発見される（動画あり）

薄暗い深海で獲物を捕食するため

This squid looks like a strawberry, lives in the deep sea and has some downright crazy eyes. What's not to love? Here it is in glorious 4K video courtesy of @MBARI_News https://t.co/2r7TDrOkde
— Earth Touch (@EarthTouch) March 30, 2022

アメリカ、カリフォルニア州近海の深海で片側だけ巨大な眼球を持つ深海イカが撮影された。このイカは薄暗い深海で獲物を捕食するため、左側の眼球だけが発達し大きくなったとのことだ。

3月24日、アメリカのモントレー湾水族館研究所（MBARI）の公式Instagramアカウントなどに投稿され話題となっているこの動画。

映っているのは暗い深海を漂う真っ赤なイカの姿。よく見てみると片側の眼球だけ異常に大きく発達しているのが分かる。

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モントレー湾水族館研究所（MBARI）が所有する『Doc Ricketts』という超高解像度4K解像度のビデオを搭載した無人潜水艇（ROV）で撮影されたこの動画。場所はカリフォルニア州沖のモントレーキャニオン。水深725メートル。

モントレー湾水族館研究所の研究者によると、この生物は『strawberry squid (Histioteuthis heteropsis)』というイカの仲間。

最大の特徴はこの左右不均等な眼球。日光がかろうじて届く水深において獲物を捕食する際、この大きく発達した黄色の眼球（映像では緑色に見えるが実際には黄色らしい）で獲物を見つけ出すという。

また、日光がかろうじて届く水深においては真っ赤な体色が理想的なカモフラージュとなり、捕食者から身を隠すことができるという。

▼より高画質な動画

英名の由来となっているイチゴのようなドット柄は、実は一つ一つが発光器となっておりこれによってさらに周囲の環境に溶け込み捕食者の目を欺くことができるそうだ。

このイカについてMBARIの公式Youtube動画には「左右対称がすべてではないということを証明している。本当に興味深い生物」、「この巨大な目玉は自然淘汰の傑作である」、「優雅であり、ユニーク、それでいて可愛い！！」といったコメントが寄せられている。

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