In the St. Lawrence River, you might meet a stray narwhal "adopted" by beluga whales.

He’s now reaching sexual maturity, sparking speculation he might mate with a beluga, and make a baby “narluga.”@mattgallowaycbc spoke to Robert Michaud of @GREMM_ https://t.co/oZO6GBNJvl

— CBC Radio: The Current (@TheCurrentCBC) March 3, 2022

共に北極海に生息する鯨類の仲間『シロイルカ（Delphinapterus leucas）』と『イッカク（Monodon monoceros）』。両者とも全長4～5mと同じくらいなのだが、最も異なる点はオスの一角が持つ非常に長い牙。

北極海ではこの異なる2種の生物が研究者らが観測している目の前で交雑する可能性があるとして期待されているようだ。





2016年、カナダのセントローレンス川でシロイルカの群れの中を泳ぐオスのイッカクの様子がドローンで撮影され多くの研究者が驚き話題となった。

その後も研究者はこの群れとイッカクの追跡研究を行っており、現在ではイッカクは推定12歳となり、性成熟している可能性が高いという。

▼2018年に公開されたシロイルカの群れの中を泳ぐイッカクの様子を捉えた動画

そこで今回カナダのCBCはこのイッカクがシロイルカの群れのメスと交配し、「ナルーガ（narluga）」と呼ばれる交雑種が生まれる可能性があると報じて話題となっている。

これまでにも実際にシロイルカとイッカクの交雑種と推定される特異な鯨類の頭蓋骨が発見されており、研究者はそれが実現可能であるとして見守っている。

The St. Lawrence River has a pod of beluga whales that seem to have adopted a lost young narwhal.

Now, the male narwhal is reaching sexual maturity, and researchers are watching to see whether he might mate with a beluga to produce a baby "narluga."https://t.co/yPXtfJBLkk

— CBC Radio (@cbcradio) March 4, 2022

しかし、これまでに生きた「ナルーガ（narluga）」は観測されておらず、現在のところこの2種の社会的構造などについて不明な点も多い。

それでもイッカクの寿命は60歳から80歳であるため、猶予は40年間も残されている。そのような事から研究者はその間に何かが起こるだろうと期待している。

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		ツイート						コメント：6 カテゴリー： 海外 タグ： シロイルカ イッカク 日付： 2022年03月06日 時間： 21:00

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