Penguin jumps onto boat to escape a hungry seal https://t.co/62z4HItwEZ

— Daily Mail Online (@MailOnline) February 12, 2022

どの環境においても人間が野生生物の営みに対して手を加えることは好ましくは無いとされている。中には法律によって罰せられる可能性がある地域も存在する。しかし、このようなケースはどうなのか？


南極で、捕食者のヒョウアザラシから逃れて観光ボートに飛び乗ってきたアデリーペンギンをそのまま安全な氷山まで移動させてあげるといった動画がSNSに投稿され物議をかもしているようだ。




南極で観光ツアーガイドさんによって撮影されたというこの動画。映っているのは観光ボートに乗る複数の観光客と、ボートに飛び乗ってきたというアデリーペンギンの姿。

どうやら、付近にはヒョウアザラシが泳いでいたようで、このペンギンは食べられないよう緊急避難的にこのボートに飛び乗ってきたという。

このサプライズに南極の景色やペンギンなどを遠くから撮影していた観光客らは大喜び。その後、ツアーガイドさんの操縦するボートはペンギンが多くいる氷山へ移動し、アデリーペンギンはそのままヒョウアザラシが泳ぐ海へ戻ることなく、氷山へと返っていった。

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この動画にSNSでは「ハッピーエンドでよかった！助けてくれた方々ありがとう」、「本当にすばらしいしペンギンも可愛い」といった多くの称賛のコメントが寄せられていた。

このニュースを伝えるDailyMailのコメント欄でも多くの称賛のコメントが付けられていた一方で中には「今夜、アザラシはお腹を空かしていることだろう」、「このペンギンの代わりに別のペンギンが食べられるだけで、彼らは命を救っていない」、「ペンギンがアザラシに食べられるのも重要な自然のサイクルの1つです」といった彼らの行動を良くは思わない人も中に入るようだ。

最近では、シャチから逃れるためボートに乗り込んできたアシカを海へ返した船員の女性が世界中で白熱した議論が展開される騒動となった。（詳細：courrier.jp）

野生生物と人間がかかわる上で、原則としては人間が野生生物の営みに影響を与えてはならない。しかし、もし実際にこのような場面に自分が遭遇した場合ペンギンを助けたくなる気持ちも良くわかる。

この動画は単に観光客がペンギンを助けた素晴らしい話で終わらせるのではなく、様々な場所で多くの議論が行われるべきだろう。

▼source

▼関連いらすと：ヒョウアザラシのいらすとはありませんでした( ；∀；)

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		ツイート						コメント：18 カテゴリー： 海外 | 環境 タグ： ペンギン アザラシ 日付： 2022年02月13日 時間： 21:00

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