Man in row with council over 25-foot shark sticking out roof of dad's homehttps://t.co/oPP5z9Z5JP pic.twitter.com/zVRxosGroq

— The Mirror (@DailyMirror) February 4, 2022

現在では世界的にも有名なこの建物。そこにはイギリスで一般的な住宅の屋根に大きなサメのモニュメントが突き刺さっているという誰もが自分の目を疑う光景が広がっている。

実はこのモニュメント造られた当時は周辺住民や街から多くの批判を浴び、裁判にまで発展する大きな問題となった。しかし、今では世界的に有名な街の観光名所となっている。

そこで、街はこのモニュメントと街の指定建造物にしようとしたのだが、家主は街の壮絶な手のひら返しに呆れ、それに応じない構えを見せているようだ。




イギリス、オックスフォード郊外の閑静な住宅街にあるこの家。このグラスファイバー製のサメ型モニュメントが作られたのは1986年。家の元家主である故ビル・ハイネ氏によるものだ。

このサメのモニュメントが現れてからは街は騒然。ビル・ハイネ氏には地元住民らや自治体からの批判が殺到。即時撤去を求められた。

しかし、ビル・ハイネ氏はそれに動じず戦いは司法の場へ。1990年にビル氏が「公共の彫刻の保持のための遡及的計画許可」を提出し4年間激しい討論が繰り広げられた結果、勝訴。彼はこのサメを守りぬいた。

You're gonna need a bigger votehttps://t.co/PeW1DQ3iqW

— Grimsby Live (@GrimsbyLive) February 5, 2022

その後、騒動が多くのメディアで報じられるなどしたおかげでこのサメのモニュメントの家の存在はイギリスのみならず世界中に知れ渡り、多くの観光客が訪れる街随一の観光名所となった。

そのような過去があるにもかかわらず、今回オックスフォードの評議会がこの家をオックスフォードの重要な遺産として指定建造物リストに載せようと提言したという。

How a 25-foot sculpture of a shark protruding from the roof of an Oxford home went from embattled eyesore to potential historic landmark. https://t.co/YfGFaby40k

— The New Yorker (@NewYorker) September 4, 2020

悲しい事にビル・ハイネ氏は2019年に亡くなっており、現在の家主は息子で法学士のハンソン・ハイネ氏。彼はこのオックスフォードの評議会の提案に呆れており、まだ文書で知らせを受け取っていないが既に苦情を申し立てているようだ。

現在、この家にハンソン・ハイネ氏は住んでおらずAirbnbを使って多くの人々に貸し出したりしているそうだ。

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		ツイート						コメント：14 カテゴリー： 海外 タグ： サメ 日付： 2022年02月07日 時間： 21:00

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