The appeal comes after well-meaning members of the public tried to save a stranded dolphin in Orkney in the Northern Isles just days before but accidentally killed it.https://t.co/MtGA0plhY8

— deadlinenews (@deadlinenews) February 2, 2022

もしあなたが、海岸や砂浜などで陸地に打ち上げられ今にも死にそうなイルカを発見したとする。その時、助ける？それとも……。

イギリスでは善意の人々によってイルカの救助活動が行われた結果、逆にそれが死因となってしまうという悲しい事故が発生し問題となっている。



先週、イギリス北部スコットランドのオークニー諸島でビーチに打ち上げられてしまった生後2か月ほどの『ハナジロカマイルカ（Lagenorhynchus albirostris）』が地元住民によって発見された。


地元住民の一人はすぐにBritish Divers Marine Life Rescue（BDMLR）という野生生物の保護を行っている機関に連絡。連絡を受けたスタッフは「専門家の到着を待つように」と呼びかけた。

しかし、周りにいた善意の人々は専門家の到着を待っていられないと自分たちの力でイルカを海に返す決断をしたのだった。

その結果、BDMLRの専門家が現場に駆け付けたころには、イルカは水面に浮かび死んでいた状態であったという。

▼British Divers Marine Life Rescue（BDMLR）の公式facebook

BDMLRの専門家は検死を行ったところ、イルカの健康状態に問題は無く、死因は溺死であることが判明した。

BDMLRの専門家は「何よりも重要な事は出来るだけ早く専門家に電話すること。そして、周りに一緒に居て触れない事です。」と呼びかけている。

もし、このような状況に遭遇してしまった場合、一刻も早く自分たちの力で助けたくなるという気持ちは良くわかる。しかし、その動物のことを一番に考えるのであればその選択は正しいとはかぎらない。そのような教訓を学ばされた出来事であった。

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		ツイート						コメント：18 カテゴリー： 海外 タグ： イルカ 日付： 2022年02月03日 時間： 21:00

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