You can add Giant King Crab invasion to things we didn't expect to see in 2022 - alongside Cake ambushes, Pork Pie Plots and an abundance of 'total rhubarb'https://t.co/eTWOYnjMyO

— Best for Britain (@BestForBritain) January 29, 2022

日本では高級食材として有名な『タラバガニ』。元々北太平洋原産の生物であるが、この生物は20世紀ロシア人によって本来の生息地でない欧州北部のバレンツ海に放流された。

その結果、現在ではノルウェーやイギリス近海の生態系を壊して問題となっている。一方で、水産資源として漁獲され多くの人々を喜ばせている側面もあるようだ。



20世紀、ロシア人によって欧州北部のバレンツ海に放流されたタラバガニ。その後、天敵が少ない新たな環境下で爆発的に繁殖を繰り返したタラバガニたちは生息域を拡大。1980年代にはノルウェー近海。その後、生息域はイギリス近海にまで南下した。

足まで含めると1メートルを超えるこの巨大外来甲殻類は、北海の豊富な貝類を食べあさり元々の環境を完膚なきまでに破壊し問題となっている。

Giant 6ft crabs invading East Yorkshire coast - and fishermen are worriedhttps://t.co/Svo7lhwtZW

— Hull Live (@hulllive) January 30, 2022

しかし、その一方でイギリス国内でこのタラバガニの美味しさが瞬く間に広がり、近年本格的に漁獲されるようになったおかげで多くのレストランで提供されるようになったという。そして、価格はロブスターの3倍という高値で取引されるようになった。

その結果、タラバガニはイギリス近海や北海などの生態系が破壊する悪者である一方で、国民がうまいうまいと嬉々として食べるという構造が生まれたという。

イギリス国内では、この外来種から豊かなイギリス近海の海洋資源を守ることに食べて貢献するといった気運が高まっているようだ。

既にロシアとノルウェーにおいては重要な海洋資源となっていたタラバガニ。イギリスも外来種問題に声をあげる人々が存在するものの、このままだと漁業関係者にとって欠かせない重要な海洋資源となりそうだ。

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		ツイート						コメント：20 カテゴリー： 海外 タグ： カニ タラバガニ 漁業 日付： 2022年02月02日 時間： 21:00

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