タスマニア島のコガタペンギン17羽、飼い犬のよって殺される　犬の飼い主捜索中

放し飼いの犬が殺したか？

Wildlife authorities in Tasmania are calling for help to identify a dog thought responsible for killing 17 little penguins https://t.co/VBUbTIPFnH
— Daily Mail Australia (@DailyMailAU) January 13, 2022

オーストラリア南東部に位置するタスマニア島。この島には世界的にも珍しい多くの野生生物が生息しており、その中には世界で最も小さなペンギン『コガタペンギン（Eudyptula minor）』がいる。

今回、このコガタペンギンが飼い犬によって17羽も殺される事件が発生してしまったようだ。DailyMailなどが報じている。

事件があったのは12月31日。場所はタスマニア島北部のバーニーにあるウェストビーチ。地元住民らによって死んだ状態のコガタペンギンが17羽も発見された。

すぐに検死が行われたところ、死因は犬によるものであると判明。その後、地元当局が近くの防犯カメラを調べたところ、犯行を行った後と思しき犬が映っていた。

現在も尚、この犬と飼い主については不明。地元当局は防犯カメラの画像を公開し、この犬と飼い主に関する情報提供を呼び掛けている。

オーストラリア・タスマニア島ではコガタペンギンは法の下厳重に保護されており、もしこの犬の飼い主が有罪となった場合は最高5040ドル（おそらくUSドル）が科される可能性があるとのことだ。

コガタペンギンは全長約40cmにしかならない、とても小さくて可愛いペンギン。タスマニア島の他、メルボルンやシドニーなどにも生息しており、観光客に人気だ。

日本の葛西臨海水族園（東京）や横浜・八景島シーパラダイス（横浜）などでも見ることができる。

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