A once-in-a-lifetime encounter with rare whales just off the coast of St. Johns County comes with a stern warning. https://t.co/cBiZ0iojrS

— News4JAX (@wjxt4) December 22, 2021

近年、SNSなどではクジラやイルカ、アザラシなどの体に絡みついたロープやゴミを取り除く心優しい人々の動画が話題となることがある。

しかし、一方で正義感から勝手に行動すると法を犯してしまうケースもあり、その対応についてはさらに議論が必要なようだ。



News4jaxによると、先週金曜日、アメリカのフロリダ州複数のカヤッカーのロープが体に絡みつき苦しんでいる『タイセイヨウセミクジラ（Eubalaena glacialis）』を発見した。

カヤッカーらはすぐに救助することが必要だと考え、カヤックでクジラまで接近し、一部のロープの塊を取り除くことに成功し、クジラをちょっとだけ助けることができた。

その様子はスマートフォンで撮影されており、その後動画がSNSに投稿されたところ、多くの人々から感謝された。

▼専門家からは警告
巨大なクジラに接近するという大きな勇気と善意によって行われたこの行動。しかし、彼らの行動を批判する人々もいるようだ。

どうやら、カヤッカーらがクジラを救助している時と同時にビーチ上を飛んでいた飛行機からNOAAとフロリダ魚類野生生物保護委員会に「ロープに絡まれたクジラがいる」との通報があり、専門家らはその対応について検討していたという。

また、絶滅危惧種の保護された種に接近することは基本的に法律で禁止されているため、研究者らは彼らの行動を「違法である」と非難し「もしこのようなクジラを見つけたら、適切な距離をとり動画や写真を当局に送るように」と説明している。

賛否両論ある今回のカヤッカーによる行動。しかし少なくともYoutubeのコメント欄では「実際に彼らは“保護された種”を保護しました。本当の“救世主さん”はその時どこにいましたか？そして、そこに到着するまでどれくらい時間がかかりますか？　カヤッカーのみんな、よくやった！」とカヤッカーらを称賛するコメントが多く寄せられていた。

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		ツイート						コメント：23 カテゴリー： 海外 タグ： クジラ 日付： 2021年12月22日 時間： 21:00

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