【画像】カッピカピ！干からびた『サメ』の赤ちゃんが発見される　オーストラリア

オーストラリアでは自然な光景

You know life on earth is extreme when you find a baked baby bull #shark in a remote, isolated & shrinking billabong that's km's from the main river & some 80km upstream from the coast. pic.twitter.com/Wa0daOizlF
— Dr Leonardo Guida (@ElasmoBro) November 29, 2021

海に生息する大型のサメたち。通常であればカッピカピに干からびることはまずない。しかし、オーストラリアの自然の中ではありえるようだ。

今週月曜日、オーストラリアの研究者によって発見されたこのサメの画像。見てみると、サメがなぜかカッピカピに乾燥し干物状態となってしまっている。

Twitterで話題となっている画像。撮影しTwitterに投稿したのはオーストラリア海洋保護協会のサメ科学者であるレオナルド・ギダ博士（Dr Leonardo Guida）。

彼によると、発見場所はオーストラリア、ノーザンテリトリーのデイリー川流域。このサメは豪雨によって増水し、水が引いた後に形成された小さな池に取り残され、その後水が干上がり死んでしまったと推測されている。

Baby bull sharks spend the first few years of their life upstream in rivers before they're big enough to venture back out sea as adults.
— Dr Leonardo Guida (@ElasmoBro) November 29, 2021

It's perfectly natural. Baby bull sharks spend the first few yrs of life upstream in rivers. The billabong this was found in became isolated from the main river when flood waters receded. Come wet season, the whole landscape floods again.
— Dr Leonardo Guida (@ElasmoBro) November 29, 2021

種はオオメジロザメで、全長などからまだ幼い個体であったという。レオナルド・ギダ博士のツイートには「川に迷い込んで死んでしまったサメの赤ちゃん。可哀想」といったリプライが寄せられているがこれに対し博士は「オオメジロザメなどのサメは幼少期に数年間川で生活し、大きくなってから海に戻ることがあります」と説明している。

博士によると、ノーザンテリトリーのデイリー川流域ではこのような事はごく自然な光景の1つであるとのことだ。

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