【色違いペンギン】珍しい黄色いオウサマペンギンが発見される　英領サウスジョージア島

約12万羽のペンギンの中から見つけ出される

A yellow-and-white penguin with no black on it has been spotted for what is thought to be the first time ever. https://t.co/8F09kD8vKK
— The Independent (@Independent) February 20, 2021

海外メディアによると、大西洋南部の英領サウスジョージア島で黄色の『オオサマペンギン（Aptenodytes patagonicus）』が発見されたという。

白変種の可能性が高く、このような個体は極めて珍しいという。

オウサマペンギンはペンギン目の中でコウテイペンギンに次いで大きなペンギンで、頭からフリッパーにかけて黒っぽい羽色を持ち、後頭部と首元に鮮やかなオレンジ色の羽色を持つことで知られている。
　
しかし、今回英領サウスジョージア島では世にも珍しい黄色い個体が発見された。

この珍しいペンギンの撮影に成功したのはベルギーの野生生物写真家Yves Adamsさん。彼がこの写真を撮影したのは2019年。彼は2月19日にInstagramに投稿したところたちまち話題となったという。

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英領サウスジョージア島は大規模なオウサマペンギンの繁殖地として知られている。Yves Adamsさんによると、当時繁殖地には約12万羽のオウサマペンギンがいたが、その中で黄色い個体はこの1羽だけだったという。

彼は当時の様子についてindependentの取材に対しこのように述べる。
「それは信じられないほどユニークな経験でした。私はペンギンの群れの中に1羽だけ奇妙な個体をみつけたのですが、近づいてみるとそれは黄色いペンギンであることがわかりました。」

「私は無我夢中でこのペンギンの写真を撮り続けました。それは本当に幸運な出来事でした。」

彼によると、この個体は白変種の可能性が高いとのことだ。

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