巨大ナイルワニ「あっ餌（靴）だ！（ﾊﾟｸｯ」→「なんだ靴か（ｵｴｯ」→「餌（靴）だ（ﾊﾟｸｯｺﾞｸﾘｯ」　ワニの胃から靴を摘出する手術が行われる　アメリカ

お客さんが落とした靴、ワニが誤って飲み込むも一度吐き出し、また飲み込んでしまう

Crocodile undergoes surgery after swallowing shoe#ARYNews https://t.co/0TNMHfEc9S
— ARY News (@ARYNEWSOFFICIAL) February 17, 2021

海外メディアによると、アメリカ・フロリダ州に大学の獣医学部で獣医師が巨大な『ナイルワニ（Crocodylus niloticus）』の胃の中から靴を取り出すという手術が行われ話題になっているという。

近くの動物園で飼われているというこの巨大ナイルワニはお客さんが誤って落としてしまった靴を飲み込んでしまっていたとのこと。

担架に乗せられ、フロリダ大学の獣医学部に運び込まれてきたのはなんと巨大なナイルワニ。このワニはセントオーガスティンアリゲーターファーム動物園で飼育されているワニで2月5日にお客さんが落とした靴を誤って飲み込んでしまっていたという。

フロリダ大学獣医学部のFacebookによると、この巨大ワニ（愛称：アヌケト）は誤って飲み込んだ靴を一度吐き出したものの、それをまたすぐに飲み込んでしまったとのこと。

獣医師らは当初腹部と胃をを切開して取り出すことを考えた。しかし、一度口の中から手を突っ込んでみて取り出すことができないか確かめてみようと判断し、とても腕の長い同大学獣医学部の研修医Garrett Fraess氏にワニの口の中に腕を突っ込んでもらいよう提案した。

実際にGarrett Fraess氏は麻酔で眠らせたワニの口の中にその長い腕を肩まで突っ込んでみた。しかし靴を取り出すことはできなかったため最終的に腹部と胃をを切開する手術を行い、無事靴を取り出すことに成功したとのこと。

獣医師らは当初、子供用の小さな靴を飲み込んだのだろうと想定していたが、予想以上に大きな大人用の靴が出てきて驚いたという。

靴を飲み込んでしまった巨大ナイルワニのアヌケトはその後、一晩フロリダ大学で様子を見て、順調に回復していたことから翌日動物園へと帰されたとのことだ。

▼source