【ヤバすぎ】タイ湾でクジラの驚くべき狩猟方法が撮影され世界中のSNSで話題に

人間の活動による海洋汚染の結果

#ViralVideo Drone footage of an Eden’s whale unique feeding strategy impresses people https://t.co/gP7yGTYJUA
— Express Trending (@ietrending) January 16, 2021

当サイトでも一度紹介したこの動画。口を開けたまま静止したクジラと、そのクジラの口の中に次々と飛び込む魚の光景。

これまでその詳細は謎であったが、今回はこの動画の詳細が判明したためそれをご紹介。

世界中のSNSで話題となり多くの海外メディアに取り上げられているこちらの動画。撮影されたのは東南アジア・タイのタイランド湾。撮影したのは有名な野生生物ドキュメンタリー映画製作者であるバーティ・グレゴリーさん。

彼によると、この動画は元々はイギリス・BBCのドキュメンタリー番組「パーフェクト・プラネット」で公開される小さなセグメントの一つであるという。

タイランド湾に生息する『ニタリクジラ（Balaenoptera brydei）』が小魚を捕食するために行っている“異常な行動”を撮影したもの。

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▼なぜクジラはこのような行動をとっているのか？
バーティ・グレゴリーさんのInstagramの投稿によると、タイランド湾では近年大量の汚水が流入することにより大規模な赤潮などが発生。それによって、海中の溶存酸素量が低下し魚が水面近くに集まるようになったという。

クジラたちはこの水面に集まった魚を大きく開けた口をゆっくりと沈ませることで効率よく捕食しているとのことだ。

今回、ニタリクジラでこのようの捕食行動が確認されたが、2011年の海洋教育研究協会（MERS）の調査によると、ザトウクジラも似たような捕食行動を行うことがあるという。

▼ザトウクジラも似たような捕食行動をとる。2011年行われた海洋教育研究協会（MERS）の調査

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