【海洋ごみ】口や尾びれに釣り糸が絡まった「イルカ」発見　海洋ごみ清掃員らが救助し英雄に　インドネシア

タチウオ漁などに使われる釣り糸

Touching moment dolphin has fishing lined removed from around its mouth in Bali - giving the creature a second ch... https://t.co/tywUMtkE3C
— ScubaGearReviewer (@scubadivergear) December 17, 2020

海外メディアによると、インドネシア・バリ島近くで海洋ごみの清掃行っていた人々が釣り糸に絡まったイルカを発見し救助したという。

主に海洋ごみの清掃活動を行っている4Oceanの清掃員によって撮影され話題となっているこの動画。

先月、4Oceanの清掃員らはインドネシア・バリ島近海において定期的な海洋ごみの清掃活動を行っていたところ、不自然な泳ぎをするイルカに気が付いた。

清掃員はイルカをよく見てみたところ、口や尾びれに釣り針と釣り糸が絡みついているのを発見。すぐに捕獲し船上で釣り糸を取り除き海へ返してあげたという。

Our cleanup crews rescued a dolphin entangled in more than 80 feet of fishing line!

Thanks to you and all the pounds you’ve pulled, our crews were in the right place at the right time and were able to free it.

To learn more about this rescue, visit https://t.co/5W5tvAXGCn pic.twitter.com/YmzfdOPkNc
— 4ocean (@4ocean) November 19, 2020

清掃員らによると、イルカの体に巻き付いていたのは長さ25メートル、重さ約3kgの釣り糸で、主にタチウオなどの魚を釣るために使用されるものであるとのこと。

4Oceanによると、海洋ごみの約10%は紛失したり放棄された漁具であり、毎年多くの海洋生物がそれに絡まり死んでいるという。

このニュースを報じる英DailyMailの記事コメント欄には「よくやった！」、「清掃員の皆さん素敵なクリスマスをお過ごしください」といった清掃員を讃えるコメントが多く寄せられていた。

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