巨大ウバザメ、イギリスの海岸に漂着　専門家らが懸命な救助活動を行うも・・・

脳に深刻なダメージを追っている可能性

Massive rescue effort to save 15ft shark stranded on UK beach fails when it refuses to be guided back out to sea https://t.co/E6RAULNOsv
— Daily Mail U.K. (@DailyMailUK) July 24, 2020

イギリスで大きなウバザメが漂着するという出来事があったという。発見当初、ウバザメは弱っていながらも生きていたため地元沿岸警備隊やレスキューチームによって沖へ帰すための救助活動が行われた。

しかし、ウバザメは脳に深刻なダメージを追っており上手く泳ぐことができず何度も漂着してしまったため、最終的に安楽死させられたとのこと。

この大きなウバザメが漂着したのはイギリス北東部、ノース・ヨークシャーのFiley beach。ウバザメの全長は約4.5メートル。

発見当初、このウバザメは衰弱していながらも生きていたため地元住民らは救助活動を行うことに。

この救助活動は最終的に大規模なものとなり、地元の沿岸警備隊や海洋生物の保護を行うBritish Divers Marine Life Rescue（BDMLR）など大勢の専門家によって2日にわたり行われた。

しかし、ウバザメは沖に返そうとしても上手く泳ぐことができず、何度も砂浜の方に帰ってきてしまったという。

Huge 15ft shark stranded on UK beach as rescuers try in vain to save its life https://t.co/tKg3Xj8PYc pic.twitter.com/NcvNMTUmaI
— Daily Mirror (@DailyMirror) July 24, 2020

Basking shark stranded in shallow waters off Yorkshire coast put down https://t.co/YmEM7h0d3i pic.twitter.com/tijgRKlUli
— BBC News (UK) (@BBCNews) July 24, 2020

BDMLRの専門家は、このウバザメは何らかの影響によって脳に深刻なダメージを追っている可能性が高く、それによってうまく遊泳できなくなってしまっていると推測。

最終的に専門家らはこのウバザメが助かる見込みは無いと判断し、これ以上苦しまないよう獣医師によって安楽死させられたとのことだ。

ウバザメはジンベエザメの次に大きなサメの仲間で、主にプランクトンなどの小さな生物を食べる濾過摂食動物。泳ぎは遅く、性格も穏やかであり人間に対しては無害である。

ウバザメはイギリス南西部の暖かな海域においては頻繁に目撃されることがあるというが、北東部の北海で目撃されることはとても稀であるとのことだ。

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