ピンクのぶよぶよ　オーストラリアの砂浜に謎の生物が漂着し話題に　日本近海にも生息するあの生物だった

日本近海にも生息するあの生物

Mysterious alien-like'#creature leaves #beachgoers stunned https://t.co/XQeBJpxMWV @MailOnline #Alien
— @Allan (@Allan78727186) July 16, 2020

海外メディアによると、オーストラリアの砂浜で謎の生物が漂着しているところを発見され話題となっているという。

オーストラリア博物館の専門家によると、この生物は日本近海にも生息するあの生物であるとのことだ。

7月13日、オーストラリアの環境保護団体SCF Australiaによって撮影されたこの画像。どうやら砂浜で撮影されたもののようで、そこには何やらピンク色でぶよぶよとした謎の生物が映っている。

SCF Australiaは「誰かこの生物知らない？」とこの画像をFacebookに投稿したところ、たちまち話題に。

ネットユーザーらはこの写真に驚きながらも「エイリアンだ！」、「クリオネじゃない？」、「ただのクラゲでしょ」といったコメントが寄せられていた。

様々な憶測が飛び交う中、この生物の正体について最も有力とされるコメントがこちら。
「メリベウミウシ属（Melibe）の一種じゃないかな？なんて素晴らしい生物なんだ」

たしかに、メリベウミウシ属の生物そっくりだ。しかし、この方でも肝心な種までについて特定することは難しかったようだ。

最終的にYahoo News Australiaがオーストラリア博物館の専門家はこの生物の特定を依頼。すると、専門家は「ヤマトメリベ (Melibe japonica) に間違いない！」と興奮気味に話していたとのことだ。

ヤマトメリベは学名 japonica が入っているように、日本近海に生息していることで知られているウミウシの1種。通常のウミウシとは異なり、よく海中を漂い、頭巾のような部位で獲物を捕食するという。非常に大きなウミウシで最大50cmを超えるとのことだ。

オーストラリア博物館の専門家によると、今回の個体が発見される3日前にもニューサウスウェールズ州バーマグイでヤマトメリベが発見されており、立て続けに同種が発見されたのは初めてであるとのことだ。

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