Conservationists concerned as whale shark found with fins, tail cut off https://t.co/ZqsS73GEIf

— TOI People (@toipeople) April 17, 2020

海外メディアによると、インドの砂浜で背びれと尾びれが切り落とされ死んだ状態のジンベエザメが発見されたという。

専門家によると、ジンベエザメのヒレは最高級の食材として知られており、闇市場で取引が行われているとのことだ。



今週木曜日、インド西部ゴアのバガビーチで発見され問題となっているこのジンベエザメの死骸。よく見てみると、背びれと尾びれが切り落とされなくなっている。

このジンベエザメの死骸発見にインド国内外にかかわらず、海洋生物学者、環境保護論者、そして地元のダイバーコミュニティなどが激怒。

https://t.co/6ZjmnkBk0u

— Goa Times (@GoaTimesTOI) April 17, 2020

専門家は、このジンベエザメは漁師によって誤って捕獲（混獲）されたものであり、その後漁師がジンベエザメのヒレだけを切り落し、死骸を砂浜に放置した可能性が高いと推測している。切り落とされたヒレはその後、フカヒレの材料として闇市場で取引されるとのこと。

もちろんインド国内において、ジンベエザメを捕獲することは禁止されており、同種の生物は野生生物保護法の下で厳重に保護されている。

このような事が起きてしまう理由について、専門家は漁民の意識の欠如にあると分析。ゴア地域の住民は近くの海に生息する生物の種や生態学的重要性を理解している人が少なく、このような問題を解決するためには漁民らに対する正しい教育が必要であると訴えている。

ジンベエザメは国際自然保護連合（IUCN）のレッドリストで絶滅危惧 (EN)に分類されている生物。今回のような混獲や船舶によるスクリュー被害などによって個体数を減らしているとされている。

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		ツイート						コメント：17 カテゴリー： 海外 タグ： ジンベエザメ 日付： 2020年04月18日 時間： 21:00

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