【研究】アメリカの科学者さん、カエルの細胞から“生きたロボット”を作ってしまう・・・

世界で初めての“生きたロボット”

Scientists create first ever ‘living robots’ https://t.co/NBoo53HnoS
— Indy Science (@IndyScience) January 15, 2020

これまでロボットと言えば、金属やプラスチック、シリコンなどの人工物によって造られてきた。しかし、アメリカの研究者はそのような人工物を使用しない全く新しいロボットの開発に成功したという。

アメリカ、バーモント大学とタフツ大学の研究者らによって開発された今回のロボット。これはカエルの胚から採取した細胞を作成した世界で初めての『生きたロボット』であるという。

この全く新しいロボットの大きさは直径約650〜750ミクロンと非常に小さい。しかし、生分解可能で、実際にロボットに対して人間が指示を与えそれを実行することができるという。

これらのスキルを利用して研究者らは将来このロボットが、患者の体内に薬を届けたり、海洋汚染対策を行ったりと様々な場面で活躍することを期待している。

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研究者らはバーモント大学の公式サイトでこのロボットについてこのように述べる。
「これは従来のロボットでも生き物でもありません。これは全く新しいプログラム可能な生きたロボットなのです。」

「このロボットのDNAは100%カエルです。しかし、カエルではありません。」

研究者らによると、今後ロボットが損傷した場合に自己再生および治癒ができるよう開発していくとのことだ。

本研究はjournal PNASに掲載された。

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