ウニ踏んだだけなのに…　英国美女、脚にウニのトゲが刺さり切断寸前の重傷を負う（画像）

たとえウニと言えど侮るなかれ。

A student is preparing to run a half marathon after nearly losing her leg to sepsis she contracted by standing on a sea urchin. #7NEWS https://t.co/TV1NEIfN0g
— 7NEWS Australia (@7NewsAustralia) December 17, 2019

海外メディアによると、21歳の英国女性がカリブ海の国バルバトスの海岸で遊んでいた際ウニにふくらはぎを刺された結果、敗血症に罹ってしまい切断寸前になるまでの重傷を負うというできごとがあったという。

医師らの懸命な治療もあり、女性の脚は幸いにも切断を免れ、現在はリハビリを行っているとのこと。

21歳のイギリス人女性Phoebe Robertsonさん。彼女は昨年の10月、家族と共にカリブ海の国バルバドスで旅行を楽しんでいたという。

彼女は海岸で遊んでいた際に左の脚のふくらはぎをウニの棘で刺されてしまったという。その後、ふくらはぎが腫れてしまったため島の病院へ行き抗生物質を処方してもらい一週間後に英国に帰国したという。

しかし。彼女の脚の状態は帰国後も悪化。イギリス国内の病院へ行ったところ、ウニに刺された個所からふくらはぎの血管内に細菌や微生物が侵入し『敗血症』にかかっていたという。

Woman nearly loses leg after stepping on sea urchin
She first noticed swelling on her foot, which days later turned into severe pain.https://t.co/ku485NzOhZ https://t.co/A0hsqAdSxy
— Channel One (@Channel__One_) December 18, 2019

英DailyMailの取材にRobertsonさんはこのように答える。
「私はその日、ビーチで遊んでいてウニを踏みました。しかし、その時は本当に何も考えていませんでした。」

彼女はそれから2日後に脚が大きく腫れ歩けなくなったという。
「私は島の病院へ行き抗生物質を処方してもらいました。それから5日以内には状態が良くなったため帰国しました。」

帰国してから1週間後に脚の状態は悪化。その日の朝、脚が思うように動かないように感じ、多くの汗が流れその後酷く痙攣。最終的に酷い苦痛に襲われ家族によって病院へと運ばれたという。

検査の結果、彼女の脚の血管内からA群溶血性レンサ球菌が検出された。この球菌は主に皮膚の表面に生息し通常は無害だが、今回はウニの棘に刺された傷から血管内に侵入し臓器や組織を攻撃していたという。

その後彼女は4回の手術を含む大掛かりな治療が行われ、無事感知したとのこと。医師によると、より症状が酷かったり感染の拡大を食い止めることができなかった場合には、脚の切除をしなければならない可能性もあったとのことだ。

彼女の脚には現在も痛々しい手術跡が残っているものの、再び自由に歩くことのできるようリハビリを行っており、徐々に敗血症に罹る以前の生活を取り戻しているとのことだ。

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