▼アクアマリンふくしまの東日本大震災による被害アクアマリンふくしまは東北地方太平洋沖地震による津波によって、施設の地上1階全体が水没し、スタッフ80人が3階に避難。その後、停電により電気の供給がストップしたため自家発電でなんとかしのぐ。しかし、交通網の遮断に加えて立地するいわき市北部が福島第一原発事故による屋内退避基準の半径30kmに含まれる関係もあり、燃料と餌の調達は困難であった。その後漁港の機能がマヒし、アザラシなどの海獣やカニなどの海洋生物・両生類・鳥類など約700種の餌も入手できず、最後に残った小型発電機の燃料を使い果たし水の管理が出来なくなったため海洋生物20万匹が全滅したことが3月25日に判明した。2011年7月15日、震災以来たった4ヶ月ぶりに営業を再開した[15]。同日は、7月16日(土)・17日(日)・18日(月、海の日)の週末3連休の前日で、同館の開館記念日にあたる。震災後に生まれ、「きぼう」と名付けられたゴマフアザラシが注目を集めている。 再開には安部義隆館長(2000年の開館以来の館長。前上野動物園長、2014年で73歳)の力が大きいという。 しかし2013年度の入場者数は最高時の6割であり、再建途中である。(出典:wikipedia-アクアマリンふくしま)
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